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Wisdom of Jerry Garcia

d0028170_11203741.jpgAuthor: ?

おそらく,ここでとりあげた本の中で最も「買ってはいけない」本だろう。

体裁はジェリー・ガルシアのインタビューの中から名言を取り上げたということになっているが,その元発言がどのインタビューであるか、前後の文脈に即した引用であったか、などが一切不明であり,資料として信憑性に欠ける。第一、作者(編者)の名前がどこにも書いてないというのは論外である。

しかし,何よりも最大の問題は,対象物であるジェリー・ガルシアに対する愛情がこれっぽっちも感じられないことである。本の作りも異様に安っぽいもので,ジェリーの死に便乗した書籍であることは間違いないだろう。繰り返しになるが,本当に買ってはいけない。ただの駄本である。

<2005年04月現在>
【お薦め度】お薦めできません
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# by h_asaden | 2005-04-16 11:20 | Wisdom of Jerry Garc

Book Of The Dead : Celebrating 25 Years with the Grateful Dead

d0028170_11182219.jpgAuthor: Herb Greene

写真家Herb Greeneによる、デッド25周年の記念写真集。白黒の写真が中心だが、どれもどこかで見たことのある有名な(いわゆるポートレート風の)写真が多い。

プロの写真家が撮るとこうなる、と言わんばかりの綺麗な仕上がりの写真が多いが、個人的にはすっきりした写真が多すぎて、逆に何かが足りないようにも感じてしまいます(贅沢な話ですが)。

それにしてもジェリーと共に写ったマウンテンガールのなんと可愛らしいこと。ジェリーの死後、テレビの裁判番組でちらりと見せたその変わりようには、まったく「うーむ」という言葉しか出てきません。

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# by h_asaden | 2005-04-16 11:18 | Book Of The Dead

A Box of Rain Lyrics: 1965-1993

d0028170_11151480.jpgAuthor: Robert Hunter

デッド作品を中心としたロバート・ハンターの詩集。

ここまでインターネットが発達してしまった今となっては、「資料的に持っていなければ」というほどの必要性は無いと思う。しかし一部の歌詞でコメントが記されていたり、テラピン・ステーションのように、デッドの曲として使われているのは詩作の一部であるという作品では、その全体像を知るためにも入手しておいても損はないだろう。

あくまでも詩集という体裁を取るため、写真などは無い。そういう意味では地味な書籍だが、「本」という形で読むことでこそ安心感が得られることも事実だと思う。
個人的には、ちょっとした空き時間に、パラパラめくるようにしている一冊。

<2005年04月現在>
【お薦め度】6点(/10満点)
【入手難度】容易

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# by h_asaden | 2005-04-16 11:15 | A Box of Rain Lyrics

The Grateful Dead Family Album

d0028170_10361411.jpgAuthor: Jerilyn Lee Brandelius

発売は89年と古いが、資料度としてはかなりポイントの高い1冊。
一言で言えば「雑記帳」もしくは「スクラップブック」のような構成で、全体のチープさのわりには、読み込むほどに発見の多い書籍でもある。

意外にも(意図的に?)これまで多くを語られてこなかったエジプトツアーについても、かなり詳しく記載されており、この本の充実ぶりというか、一種の偏狭さには感心させられる。また先ごろめでたくDVD化され、映画の興行も行われた"Festival Express"についての記述や、この書籍でしかお目にかかれないその時の写真があって、まったく誰が誰のために出した書籍なのか?と、しばし途方に暮れるほどの驚きが詰まっているのも事実。

チープな印刷ながらも、全ページカラーで、珍しい写真も多いのでお勧め。ただ、一読しても何の話だか結局分からないページも沢山あるので(笑)、自分のマニア度を確認する上でも、結構手ごわい書籍かもしれない。

<2005年04月現在>
【お薦め度】7点(/10点満点)
【入手難度】比較的容易

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# by h_asaden | 2005-04-16 10:36 | Family Album

What a Long, Strange Trip The Stories Behind Every Grateful Dead Song 1965-1995

d0028170_10242278.jpgAuthor : Stephen Peters

デッドが歌ったほとんどの歌について、そのバックグランドを語った資料本。Dupree's Diamond Bluesのヒントとなった新聞記事は何か?Blues For Allahは誰に捧げられたものか?などなど、あらゆる情報が貴重な画像付き(!)で紹介されている。

知っているようで意外と知られていない情報が満載。まさに痒いところに手の届くような1冊。ちなみに歌詞は掲載されていないのが個人的には不便ながら、この本は歌詞を十分理解した上で楽しむことが、大前提の書籍なのかもしれない。
歌詞の解説本なのに全ページカラーという贅沢さが嬉しい1冊。

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# by h_asaden | 2005-04-16 10:24 | What a Long, Strange

Between the Dark and Light: The Grateful Dead Photography of Jay Blakesberg 

d0028170_10211754.jpgAuthor : Jay Blakesberg Editor : Blair Jackson

デッド写真集。発行は2002年。

装丁、写真、レイアウト、そして添えられた文章に至るまで全てが美しい。まさに高級感ある美しい1冊。
デッドの全キャリアを網羅するものではないが、そこまで望むのはちょっと贅沢な話かもしれない。
序文の中でフィル・レッシュも言っているように、まさに音が聞こえてくる写真集である。お勧め。

2004年09月にペーパーバック版が出ました。

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# by h_asaden | 2005-04-16 10:22 | Between the Dark and

A Long Strange Trip: The Inside History of the Grateful Dead

d0028170_10183323.jpgAuthor: Dennis McNally

泣く子も黙るオフィシャル本。発行は2002年。

オフィシャル本にありがちな「触れてはいけない箇所(クスリ、メンバー間の対立など)」についても、どんどん書いてあるところが面白い。
読破するにはかなりの体力と時間、それに英語力(あるいは大き目の辞書)がいると思われる。

難を言えば、全体の配分が悪い点があげられる。80年以降の記述が端折りすぎ。
2003年08月にペーパーバック版が発売。

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# by h_asaden | 2005-04-16 10:18 | A Long Strange Trip:

Dead Reckonings : The Life and Times of the Grateful Dead (The Companion Series) 

d0028170_1091225.jpgEdited by John Rocco

デッドに関する記事を集めた編集本。発行は1999年。

一部の写真がピンボケだったり、出来の良くないイラストが使われていたりで、何箇所かで首をひねらされる。

"The Grateful Dead Reader"を読んだあとでは見劣りがすることは確かだが、各種雑誌のインタビューなど、ここでしか読めないものもあるため入手しておいても損はない。また、"The Grateful Dead Reader"に比べて、幾分文章が読みやすかったり、デッドに関する基礎知識を必要としない文章が多いので、こちらの方が敷居は低いかもしれない。
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# by h_asaden | 2005-04-16 10:09 | Dead Reckonings

The Grateful Dead Reader

d0028170_1063951.jpgEdited by David G. Dodd and Diana Spaulding

デッドに関する記事を年代順に編集した書籍。発行は2000年。

デッドというロックバンドと、それを受け入れるアメリカという国の懐の深さを感じさせる良書。
インタビュー、コンサート評、小説からの引用、詩などなど、あらゆる時代のデッドについてのドキュメントを年代順に読むことが出来る。
編集、レイアウト、写真などについても、そのチョイスは素晴らしい。手ごわい文章も多いが、短めの文章が多いため、洋書初心者にもお勧め。

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# by h_asaden | 2005-04-16 10:06 | Reader

The American Book of the Dead : The Definitive Grateful Dead Encyclopedia

d0028170_1045432.jpgAuthor: Oliver Trager

デッドの百科事典といったところ。発行は1997年。

デッドに関するあらゆるマテリアル(歌・アルバム・人物)などを、ほぼ完全に網羅する。その情報量には圧倒させられる。
ただデッドに関する事件や文化的な背景(「"I Need A Miracle"と指を立てることは何を意味するか?」「Parking Lotって何だ?」)については、ほとんど書かれていないので、そういう基礎的な事象を確認したい人には"Skeleton Key"を初めにお勧めしておきます。

デッドが演奏するカバーソングのバックグランドや、関連アーティストの情報、各メンバーのソロ作品など、まさにデッド百科的な項目を調べる際に力を発揮してくれる。また各曲の説明の後に作者がお勧めする演奏日が書かれているのも面白い(賛成・反対の意見はあると思うが)。

事実と作者の意見が混在しているように感じる箇所が若干あり、そこが個人的には少しだけ気に掛かる。しかし労作であることは間違いない。入手も現時点では容易なので、興味のある方は早めに入手してください。

<2005年11月現在>
【お薦め度】7点(/10満点)
【入手難度】容易

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# by h_asaden | 2005-04-16 10:05 | The American Book of